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箱崎マガジン

オンラインシンポジウム「かたりば」Part2、開催しました

2025.1.30箱崎マガジン

いま知りたい、博物館のコト

『博物館-公民館の連携の可能性を探るオンラインシンポジウム「かたりば」Part2 いま知りたい、博物館のコト』を実施しました。
前回のPart1「 いま知りたい、公民館のコト」での議論を受けて( 前回の様子はこちら )、博物館からのアンサーとして話題提供と、異なる専門分野を持つコメンテーターの方々を迎えて、参加者との意見交換を行いました。

話題提供

福岡市博物館 学芸員の河口さんからは福岡市博物館で行われた「大灯篭絵」展にまつわる、地域・公民館との連携について共有いただきました。各地域・公民館での大灯篭絵の活用・保存に関するニーズに博物館のノウハウなどで応える事例などをお伝えいただきました。
詳細はこちらからも ▶︎ 福岡市博物館ブログ_ 大灯籠絵

同じく福岡市博物館のデジタルアーカイブ推進員の宮原さんからはジャパンサーチの活用についての話題でした。市民が関わるデジタルアーカイブの事例もご紹介いただきました。
詳細はこちらからも ▶︎ 第36回新収蔵品展 ふくおかの歴史とくらし – ジャパンサーチ

田川市石炭・歴史博物館 学芸員の朝烏さんからは時間で実践されているDXの取り組みと、地域との連携の話題を通し、「地域」や「公民館」といっても自治体ごとに異なる実態と実践を共有いただきました。
詳細はこちらからも ▶︎ 田川市石炭・歴史博物館 3Dデジタルツイン

皆さん、現場で模索されながら実践を進めていく様子をお伝えいただけました。

意見交換

3つの話題提供を受けて、後半の意見交換ではコメンテーターのみなさんにそれぞれの専門に関わる部分や日頃の実践からのコメントをいただきました。
コメンテーターはこちら方々
・五月女 賢司 大阪国際大学 准教授 博物館学
・箕浦 永子 九州大学 人間環境学研究所 助教 都市史
・岡 幸江 九州大学 人間環境学研究院 教授
・池辺 伸一郎 (公財)阿蘇火山博物館 学術顧問

参加者とのディスカッションでは、会場には前回話題提供いただいた公民館主事さんも参加されており、コメンテーターの方ともやりとりを行いました。
ディスカッションのポイントは、デジタルアーカイブの目的や、使われることで地域に何が起こるのか、公民館や博物館、その他社会教育に関わる「学び」の場がそれぞれどのように連携できるのか、などなど、それぞれの思いや考え方を交換することができました。
参加者のアンケートには

“初めはDXの技術や活用の仕方にばかり気持ちがいっていましたが、お三人の発表を聞いていたら、何かしら一緒にできることがあるのでは…という気持ちになってきました。(中略)「マチに繋がる活動」、すなわち公民館が得意とする分野を今まで以上に広く深く更には新しい価値の発信ができるのでは…と期待が膨らみます。”(公民館関係者)

とのコメントもいただきました
デジタルアーカイブにまつわる技術的な部分に終始することなく、公民館と博物館、お互いの現場での思いや目指すところが共有できた時間になりました。